Bloggerへの移行前のWordpressにて2013-01-11に投稿した記事です。
FuelPHPをMacで利用出来るようにした際のメモ。
目標
以下のようなWelocmeページが表示出来ること。(Apache、PHPの設定)
また、以下のようにScaffoldを利用した画面が表示出来る事。(MySQLの設定)
ただし、疲れたのでとりあえずはWelcomeページまでの表示について本エントリでは記載します。(DB接続、Scaffoldの話は次のエントリを予定)
ソフトウェア構成
- Mac OSX 10.8.2
- FuelPHP 1.4
- Apache(デフォルトインストールされているものを利用)
- PHP 5.3.15(デフォルトインストールされているものを利用。FuelPHPは5.3以上が必須。)
- [今回未記載]Pear(インストーラーを利用)
- [今回未記載]MySQL(homebrewによるインストール)
目次
- 1.PHPの確認
- 2.Apacheの設定
- 3.php.iniの変更
- 4.FuelPHPのインストール
1.PHPの確認
PHPがインストールされている事を確認します。
また、FuelPHPはPHP5.3以上の必要があり、それも合わせて確認します。
$php --version
これでバージョンが表示されます。バージョンが5.3以上であればOKですが、違う場合には別途PHPをインストールする必要があります。
2.Apacheの設定
Apacheは既にインストール済みとなっているため、これを利用します。別途Apacheをインストールした場合には、パスなどは適宜環境に応じて置き換えて設定して下さい。
httpd.confを編集しますが、編集ミスとなったときに復旧出来るように予めコピーしておきます。
$sudo cp /etc/apache2/httpd.conf /etc/apache2/httpd.conf.old
httpd.confでは以下の設定を行います。
- PHPの有効化
- DocumentRootの変更("/Users/(ユーザー名)/Sites/"に変更する)
- mod_rewriteの有効化(やっとかないとindex.phpをURLに付けなければいけなかったり色々面倒)
最初にモジュールにmod_rewriteがあるか確認します。
$httpd -M
mod_rewrieがあれば早速編集します。
$sudo vi /etc/apache2/httpd.conf
#mod_rewriteの有効化を確認。自分の環境ではデフォルトで有効化されていた
LoadModule rewrite_module libexec/apache2/mod_rewrite.so
#PHPの有効化
#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
→LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
#DocumentRootの変更(toshihiro308の部分はユーザー名のため、適宜環境に合わせる)
#DocumentRoot "/Library/WebServer/Documents"
→DocumentRoot "/Users/toshihiro308/Sites/"
#.htaccessの有効化
#AllowOverride None
→AllowOverride All
ユーザー名.confも同じく編集。
$vi /private/etc/apache2/users/toshihiro308.conf
#AllowOverride None
→AllowOverride All
Apacheの再起動
$sudo apachectl stop
$sudo apachectl start
これで準備OKのはずです。
まずはPHPの有効化を確認します。
設定したDocumentRoot配下に以下のファイルを配置します。
$ vi ~/Sites/test.php
<?php
phpinfo();
?>
以下のURLにブラウザでアクセスします。
http://localhost/test.php
PHPのバージョン情報などが表示されればOKです。
次にmod_rewriteが有効になっているか確認します。
こちらのサイト(mod_rewrite を使いこなす (初級) – part2)に確認用のPHPが記載されているので、これを利用して確認します。
また、NGとなる場合にはこちらのサイト(ZendFramework奮闘記Vol.1【mod_rewriteに泣く】)も読んでいただけると解決するかと思います。
3.php.iniの変更
FuelPHPでlogを記載する際にtimezoneを利用するようですが、デフォルトだとコメントアウト状態になっていおり、この状態だとエラーとなるため変更をします。
$sudo vi /etc/php.ini
; http://php.net/date.timezone
→date.timezone ="Asia/Tokyo"
4.FuelPHPのインストール
FuelPHPのインストールを実施します。
インストールの方法としてcurlを利用する方法(MacもしくはLinux)と直接本体をダウンロードする方法がありますが、今回はcurlを利用して実施します。
公式ドキュメント通りに以下を実施。
$ curl get.fuelphp.com/oil | sh
$ cd ~/Sites/
$ oil create blog
1行目のコマンドでFuelPHPインストールします。2,3行目で先ほど設定したDcoumentRoot配下にblogというプロジェクトを作成しています。
このあと以下にアクセスすればWelcomeページがみれるはずです。
http://localhost/blog/public/
なお、デフォルトでblog/publicフォルダ配下には.htaccessが存在する事が確認でき、上記でURLでのアクセスが可能になるはずです。
次のエントリでは、FuelPHPでDB接続を行い、scaffoldで出力した画面まで表示する方法を記載します。多分。。
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